私の発達障害について

発達障害

unsplash-logo Mike Kenneally

発達障害は脳機能の偏りが原因で起こります。その種類や分類は多くなっています。根本的に治すことは出来ませんが、症状を和らげることはできます。主に広汎性発達障害、学習障害、注意欠如・多動性障害の三つがあります。このコラムでは、まずそれぞれの発達障害について説明し、次に自分自身の体験をお話しします。

私が抱えている広汎性発達障害の自閉症スペクトラムとは

広汎性発達障害は、自閉症・アスペルガー症候群などのコミュニケーションに難がある発達障害をすべて含んでいることが特徴です。発症原因は未だに分かっていないようです。一時期、親の子育てが原因だという説が言われていましたが、その後医学的に否定されたようです。

一部では自閉症スペクトラムという名称で呼ばれています。自閉症スペクトラムは私の障害名でもあります。典型的な症状として視線が合わない、他人の言いなりになってしまう、コミュニケーションが苦手、特定の物事に対してのこだわりが強いなどが挙げられます。子どものうちに診断を受けて適切な支援を受けるのがベストですが、大人になってから診断を受ける人もいます。診断が社会人になってからでは、成人するまでに適切な支援を受けることができないので、就職活動や職場での業務などが上手くいかない事もあります。障害者本人は、自分で相談できるところを確保しておくことも大事です。そうすることで安心して生活できます。

学習障害とは

学習障害とは「読む」「書く」「聞く」「話す」のいずれか、または複数に問題を抱えている状態のことを言います。順調に育っているように見える(見えてしまう)為、就学してから症状に気づき、診断される人が殆どです。広汎性発達障害と同様、大人になってから診断される人もいます。症状は軽度であるとされています。しかし、他の発達障害が併存されているパターンが多くあるので早目に診断を受け、適切なサポートを受けることが重要です。引きこもりや不登校になってしまう人もいるのでそうなる前に、周りの人によく理解してもらうことも重要です。三つの障害すべてに言えることだと思うのですが、周囲のサポートをしてもらうには障害者本人が自分の障害の症状や対処方法をちゃんと説明する必要があります。

注意欠如・多動性障害とは

この障害は症状の個人差が大きいのが特徴です。しかも、成長するにつれて症状が変わっていきます。そのため障害だということに周囲が気づきにくく、成長してから苦しむ人も多いです。上二つと同様、大人になってから診断される人もいます。主な症状として集中力が続かない、落ち着きが無い、ルールを守ることが難しい、静かにできない、などが挙げられます。何の理由もなしに癇癪を起こしたり暴力をふるう人もいます。それらの行動を見て誤解や偏見を持つ人もいますが、生まれつきなので仕方がないと言えます。厳しくしつけるのは逆効果です、余計に症状が悪化する原因になります。障害者本人にあったサポートをして、症状を改善するのが重要です。

自閉症スペクトラムがある私自身のこれまでの体験

私の障害は「自閉症スペクトラム」です。小さい頃から、上記に書いた典型的な症状が出ていました。小さい頃は自分が障害者だと自覚していませんでしたが、診断をされたときに初めて障害者だと言うことが分かりました。コミュニケーション力が低かったり、こだわりが強かったせいで、小学生時代はいじめられていたことがありました。正直言って辛かったです。そんなある日、あるクリニックに行く機会を得たので親と一緒に行きました。因みに、そのクリニックには今も通っています。自分の障害に対して理解がある人ばかりだったのでほっとしました。以後そのクリニックに定期的に通い、今の自分の状況などを説明したり症状が出た時の対処方法を聞いたりしています。自分は最近気づきました。「いざという時の相談相手を見つけておくことの重要さ」に。それに気づくまでは症状が出たり、いじめにあった時にどうしていいか分からずパニックになってしまってましたが、クリニックのスタッフという相談相手を見つけることができてからは改善されました。今は症状が出ても、他人に頼らずできるだけ自分で解決できるように努力しています。今まで他人に頼ってばかりだった自分にとっては簡単なことではありません。対処方法の一つは、「事前に言いたいことをメモに書き、書いてから言う」です。自分は障害の特性上、他人にうまく物事を伝えるのが苦手です。だったら、メモなどに言いたいことをまとめてから言った方が相手に伝わりやすいんじゃないかと思い、この方法を実践するようになりました。

まとめ

発達障害は種類によって症状が違ううえに、個人差が大きいです。完全に治すことは難しいので、早目に診断を受けて適切なサポートを受けることが重要です。障害者本人も自分で努力しなければいけません(自分の障害について説明する、症状が出た時の対処方法を考えて実践するなど)発達障害とは一生、付き合っていく必要があります。他人に助けてもらうばかりではなく、自分でも障害のことを理解して努力することが重要だと思います。

参考文献

発達障害-Wikipedia
https://ja.wikipedia.org

発達障害の種類について知りたい! それぞれの特徴と知っておくべき診断方法
https://www.shizuoka-fukushi.or.jp

カレーライス

カレーライス

性別:男
障害名:自閉症スペクトラム
特徴:鉄道ファン(撮り鉄)・音楽を聴くのが好き・体力には自信がある・ゲームをする事が好き。
集中力は高いが、あまりに集中するあまり、周りが見えなくなる事がある。

注意欠陥多動性障害(ADHD) 学習障害(LD) 自閉症スペクトラム障害 その他の障害・病気

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