WPW症候群とは?その症状・原因・検査と治療法

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WPW症候群とは



WPW症候群(ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群)とは、1000人に数人の確率で起きる「先天性の心臓の病気」で、主に10代〜20代に症状が現れるのが特徴です。症状としては、突然脈が速くなるなどの頻脈や動悸、胸痛、めまい、吐き気、息苦しさがあり、ひどい時は呼吸困難や意識が薄れることがあります。病名の由来は三人の研究者の名前のルイス・ウォルフ、ジョンパーキンソン、ポール・ダトリー・ホワイト、からきています。基本的に遺伝しないといわれていますが、遺伝があったという事例もあるそうです。


WPW症候群の原因・検査方法



心臓にある洞結節と呼ばれる部位が、正常な場合は一定のリズムで電気刺激を起こしますが、電気刺激を起こすルートが複雑になり、正常に電気刺激が伝わらず空回りすることによって、不整脈を引き起こします。このような電気刺激の伝達の異常によりWPW症候群の症状が現れるのです。WPW症候群検査方法として、心電図検査や心臓超音波検査、カテーテル検査等があります。
    

WPW症候群の治療方法



自覚症状がなければ経過を観察すれば問題はありませんが、症状が多く見られる場合には、治療が必要となります。治療には症状を抑えるか、病気の原因を根本から断つ2つの治療法があります。

症状を緩和するために心拍数の上昇を抑えるには、脳神経の1つである迷走神経を刺激するのが良いとされています。顎の頸動脈やまぶたの上から目をマッサージしたり、息を整えたり、冷たい水を飲んだり、顔を洗うだけでも効果があったりします。薬物治療も有効な場合もあります。

WPW症候群を根本から断つためには、カテーテル心筋焼灼術という方法があります。以前までは、胸部を切開し直接心臓を治療する方法がとられていましたが、今では足の付け根や首の血管からカテーテルを挿入し、取り付けられている電極による高周波電流によって異常のある部分を焼いて切除します。手術はおよそ3〜6時間ほどで一度で終わらない場合もあります。後日、検査で問題が無ければ、数日での退院も可能です。高額医療費制度の利用も可能です。



今回WPW症候群という病名を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。WPW症候群は、見過ごして悪化すれば命にもかかわる病気です。疑われる場合は、早期に医師に相談しましょう。

ヒロユキ

ヒロユキ

生まれも育ちも大阪府。男性20代。一年程前に広汎性発達障害と診断され、その後就労移行支援事業所で就労に向け半年目、ミリ単位で前進中。いつも寝るのが遅い。自宅ではインコを二匹飼っていて、10年近くともにいる。

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