ぬいぐるみセラピーを始めて1年が経ちました〜HSPと、ともに。<vol.28>
その他の障害・病気 暮らし パニック障害・不安障害HSPと、ともに。vol.28 <毎月1日連載>
肺炎で入院していた時は、もの凄く苦しかったのですが、現代の医療はスゴイもので先日の検査結果でもほとんど完治していて、医師も「思ったよりキレイに元の肺に戻っています。」と驚いていました。
それは嬉しいことですが、私の敏感体質、発達障害、パニック障害などの治療は、残念ながらなかなか大きい改善が見られません。良くなったり、酷くなったりを繰り返しながら、一生付き合っていくものなのかなと思っています。
先日もパニック発作で救急車を呼んでしまいました。出張で予約していたホテルの部屋が19階と高くて無理だと思ったので低い階に移してもらったり、ライブでは人混みが息苦しくて入口に席を作ってもらいました。もうずーっとこんな調子で周りに迷惑をかけまくっています。それでも一年前と比べると、かなり元気になりました。イベントを主催したり、ライブや旅行など、いろんな行きたい場所に行けるようになったからです。
一年前に、ずっと気になっていた「ぬいぐるみセラピー」を始めました。もう何年も家にぬいぐるみはなかったのですが、昨年の誕生日に欲しかった豆柴の犬のぬいぐるみを主人に買ってもらいました。小学校低学年から捨て犬を保護して家で飼っていたくらい、犬が大好きです。また新しいペットを飼ったくらい毎日が楽しくなりました。
ぬいぐるみを触ると、オキシトシンというホルモンが出てきます。私は複雑な家庭環境で、自閉症でもあるので、オキシトシンが不足していて対人恐怖があるのですが、少し和らいできました。ぬいぐるみに触れることで、精神の安定につながり、孤独も癒してくれます。祖母の入院している高齢者施設でもぬいぐるみを抱いている方を見かけるので、不安や孤独を癒してくれて、安心するのだと思います。抱きしめて話しかけることで、うつや不安の改善にも効果があるそうです。可愛くて、ふわふわしているので見ていても楽しいし、ホッとします。今では溺愛しているので、寿命がきたらその時は生きている犬くらいショックだろうと思い、不安になることもありますが、大事に扱って今は楽しみたいと思っています。私が元気になって、主人も喜んでいます。
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