就労移行支援事業所アイ・ワークス西明石さんにインタビューを行いました!

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週一からでも通所が可能な就労移行支援事業所「アイ・ワークス西明石」

その秘密と誕生秘話を支援者の金野さんと今井さんにインタビューをしてきました!

アイ・ワークス西明石開所のきっかけ

アイ・ワークス西明石開所のきっかけについて、代表の田村さんはこう言っています。

福祉業界とまったく関係のなかった私が、障害者福祉の道を志すようになったのは実は、双子の娘たちのおかげです。娘には障害があり、その娘の将来のために、障害者福祉の道で生きていく決断ができました。

障害児を持つ親だからこそできる、利用者さんに寄り添った支援があります。

また、大中小さまざまな企業でさまざま職種、さまざまポジションを経験したからこそ、企業目線に立った障害者雇用の支援ができることが私達の強みです。

「障害者雇用に興味はあるけど、どうしたらいいかわからない」

という経営者や人事の担当の方。是非お気軽にアイ・ワークス西明石までご連絡ください。お待ちしております。

スタッフにインタビュー開始!

──金野さん、今井さん、よろしくおねがいします。
──では、基本的な質問で恐縮ですが、最初にアイ・ワークス西明石さんの簡単な紹介をお願いします。

今井:西明石駅から徒歩4分の就労移行支援事業所です!

2020年現在、働き方は多種多様です。週5でフルタイム勤務の方もいらっしゃれば、週1で短時間勤務の方もいらっしゃいます。そのため、当事業所は週1からの通所でも大丈夫です! その人に合わせたペースで就労を実現できるように、個別プログラムを中心に支援をしています。

金野:個別プログラムがミソです!

──というと?

金野:仕事の行き先はバラバラなので、その人に合わせた個別カリキュラムを設定します。

例えば、中国語を学びたい!と言われればそれもOKです。 私たちは教えるのではなく、その人の完成度進捗度などを管理することの支援を重視しています。

個別指導塾の就労移行支援事業所版みたいな感じでしょうか。

──なるほど(笑)、ありがとうございます。
──週一からの通所が可能という所が気になったのですが、具体的に現在、どのくらいの利用者さんやスタッフの方がいらっしゃいますか?

今井:利用者さんは22人で、スタッフは10人です!

──利用者さんの数とスタッフさんの数の比率ですが、すごくスタッフさんが多く感じます。やはり個人個人に合わせたスタイルで支援する為に人手が沢山必要ということでしょうか?

今井:数字だけ見るとスタッフが多いように見えるのですが、週1.2勤務のスタッフもいますよ!

そのスタッフは障害者職業センターで約10年、ハローワークで約10年働いていたような就労のプロや、大学院にまで行って心理学を勉強しているようなスペシャリストたちです!

──なるほど!スタッフ側のシフトを変える事でカバーしているのですね、納得です。

3年間の成果と改善点・展望

──今現在まででの成果と改善すべきと考えていることはありますか?

今井:おかげ様でアイ・ワークス西明石は開所してから、3年になります。 2017年は0人
2018年は3人
2019年は14人の方が就職されました。それが成果かなと思います。

金野:改善点としては、開所3年は各職員、個々人の実力で生き残って来られました。

今後は事業拡大も視野に入れているので、構造的・体系的に動けるようになりたいと思っています。

──19年に就職された方が増えているのは利用者さんが増えたからですか?

今井:増えたというよりは、利用期間2年を使って訓練された方たちが就職されたという感じでしょうか……表現が難しいですね(笑)

──なるほど、受給者証の2年間をフルに使って支援の計画を立てていくのですね。

今井:そこは人によって変わってきます!

ここでしっかり訓練をして就職を目指される方には1年~2年で、金銭的な問題で、すぐに就職しなければ!という方には3か月~半年で支援を考えることもあります。

──すぐに就労に移行したい人にはその支援を、じっくり進めたい人には全期間を使っての支援をするイメージでしょうか。

金野:おっしゃる通りです。その人の就労準備性に合わせて期間はまちまちです。

今まで最短の人で2か月です。もちろん2年使って就職される方もいます。

──先ほど企業拡大を考えて居るとの事でしたが、今後の展望などをお聞かせください。

金野:近日で申しますと2事業所目3事業所目の就労移行の開所を計画しております。

──そう遠くない立地であれば専門のスタッフが、その日その日に合わせての支援先に移動する等もできそうですね。

今井:そうですね!

──アイ・ワークスさんの強みがより活かせそうですね。

読者へのメッセージ

──では最後になりますが、読者の方にメッセージをお願いします。

金野:就職はゴールではなくあくまでもスタート。就職後の方が悩みや不安は数も度合いも高いことは間違ありません。

就労移行支援事業所の最大のメリットは定着支援です。 就職後もお付き合いさせていただき、皆さんの「就労」ではなく「長く幸せな就労」を目指しています。

アイ・ワークス西明石は、私たちだけで完結してしまう狭い支援ではなく、積極的に外部と連携した広い支援を目指しています。

その例の一つに「訪問看護サービス」があります。

毎日、事業所に心理専門の看護師さんが訪問して下さり、利用者さんの心身の健康状態を確認しています。

みなさんの心身の不調に専門的に応えられるよう、医師・看護師と協力して、みなさんの就職活動をサポートします。

他にも、うちの支援の特徴は、訓練内容の一つに“利用者の方が運営する模擬会社”があることです。 実際の会社を想定し、スタッフ(上司役)から与えられた指示業務を、販売課・広報課に分かれて他のメンバーと協力しながら遂行していただきます。 それぞれの業務内容を理解し、効率を考えながら実践形式で学ぶことができ、模擬会社での業務を通し「働く」イメージをつかむことができます。

他にもたーーくさんお伝えしたいことはあるのですが、きりがないので(笑) 当事業所は200本以上のYouTube動画で就労移行支援や事業所の様子を分かりやすくご紹介していますので、ぜひそちらもご視聴いただきたいです!

2事業所目、3事業所目の話も出てきましたが、事業所が増えることはかなり可能性が広がると思います! もっともーーっとパワーアップして、まだまだ認知度の低い”就労移行支援”というものを広め、一人で抱え込んでしまっている人たちの選択肢の1つに”就労移行支援”がなれるよう頑張ります!

──本日は、ありがとうございました。

就労移行支援事業所「アイ・ワークス西明石」さんのインタビューいかがだったでしょうか?専門分野を持ったスタッフが多く在籍していることが一番の強みと言えるかもしれませんね。

もっと詳しく知りたい方はぜひ「アイ・ワークス西明石」さんのYouTubeチャンネル登録しましょう。ここでしか聞けない話が沢山ありますよ。

アイ・ワークス西明石
https://twinsworks.com

YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、障害・病気をもつ方の仕事や暮らしに関する最新ニュースやコラムなどを発信していきます。
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