『映画 えんとつ町のプペル』作者の西野亮廣さん、障害がある方との関わりや様々な支援〜HSPと、ともに。<vol.46>
その他の障害・病気 暮らしHSPと、ともに。vol.46 <毎月1日連載>
前回のコラムで、作者の西野さんと一緒に映画を観る鑑賞会について書きました。ワイドショーなどでも度々取り上げられて物議を醸していたのですが、その件について私の思うところは、西野さんもお客さんもキチンとルールを守った上で、「いっさい会話をしない、写真を撮ったり、握手をしたり、サインをしたり、プレゼントなども受け取れないですが、近くで目が合えば全力で会釈させていただきます」と、理解した上で参加していました。大好きな映画を作者と一緒に観る経験なんて、めったにできないからとても嬉しかったです。
スマホを開くと西野さんを批判するニュースが流れてきて、嫌な思いをして疲れてもきます。主人はネガティブなニュースを一切見ないそうですが、私はそれが事実かどうか自分の目で検証していました。私は大切な人をSNSの誹謗中傷で亡くしています。そのため、そういうテーマに今、感心があります。メディアは、記事をたくさん見てもらうために嘘や大げさに書いたりして人を傷つけていることもあります。もっと良いことをたくさん発信してほしいと思います。
西野さんが今までどれだけ素晴らしいたくさんの支援をされてきたのかまとめてみました。
映画えんとつ町のプペルも制作しているスタジオ4℃では、障害をもった方々が制作に関わっています。自分が関わったシーンや、エンドロールで名前が出てくるので、とても喜ばれているのを記事で拝見して、素敵だなと思いました。
えんとつ町のプペルのイラストが入ったトイレットペーパーの製造で、障害をもつ方が最終作業で参加されています。「皆さん、本当にとても仕事が丁寧なんです。」と西野さんがおっしゃっていました。障害者就労支援でトイレットペーパーって、良いアイデアですね。消耗品なので仕事が途切れることがないし、たくさん売れたら嬉しいですよね。とても可愛いデザインです。
えんとつ町のプペル美術館へ来れない人がいるなら、こちらから行ってしまおう!ということで、バスの中を美術館にして、走る美術館をサロンメンバーさんが立ち上げられました。病気や障害があると出かけられないことも多いですよね。私もたくさんそういう経験をしているのでわかります。美術館が移動して来てくれるので楽しめますね。とても素晴らしいです。私は常々思ってきましたが、一番エンタメに支えられてきました。また、障害をもつ方がイラストを描いたり、アートに関わることも多いです。素晴らしい活動だと思います。
子ども達に絵本をプレゼントするプロジェクトもあります。えんとつ町のプペルの絵本を国内なら被災地や施設やひとり親の子どもたちに。海外なら貧しい街に。社会的弱者と呼ばれる人達や、この星の未来を担う子どもたちなど独断で選ばれているそうで、子どもたちを笑顔にしたいと本当に凄いです。ラオスには学校も建設されました。
また阪神淡路大震災で被災された経験から、被災地支援なども積極的にされています。泥だらけになりながら支援活動している様子なども検索すると見られます。
ニュースで知ってる方も多いと思いますが、振袖の販売レンタル業「はれのひ」が突然営業停止となり、被害に遭われた新成人の方たちに「成人式」をプレゼントしたり、コロナで仕事が減った芸人の方々を支援されたり、困っている方々の支援が本当に早くて感心するばかりです。西野さんは、「炎上はいつもしてるから気にしていない」と仰っていますが、有名人だから仕方ない問題なのかな。本人の発言を見る限り炎上商法ではないですが、結果的に宣伝効果になっています。それでもバッシングするのは、本当に無くなってほしいと私は心から思っています。ずっとエンタメで楽しませてほしいです。
すべての誹謗中傷、いじめがなくなりますように。
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