障害福祉サービスの家事援助を受けてみた!

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出典:https://www.photo-ac.com


読者の皆様、日常生活で困っていらっしゃることはありませんか?障害者の方々は日常生活や社会生活を送る上で人それぞれ悩みを持っていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。今回は家事をすることにお困りの方へ家事援助サービスの紹介をしたいと思います。

家事援助サービスとは?



家事援助サービスとは厚生労働省が定める障害福祉サービスの「居宅介護」の分類に含まれます。具体的には在宅において、入浴、排せつ及び食事等の介護、調理、洗濯及び掃除等の家事や生活に関する相談及び助言など生活全般にわたる援助をヘルパーと呼ばれる訪問介護員が行うサービスです。


サービス内容



気になるサービス内容ですが、こちら相談支援事業所の相談支援専門員が立てるプランであるサービス等利用計画に基づき、援助が必要な家事代行をしてもらえます。筆者の場合は買い出し、調理、清掃を行っていただき、1時間半があっという間に過ぎていきます。このサービス時間も人によって異なり、短すぎたり長すぎたりがあれば、計画の変更によって調整することができます。


どうやって受けられるの?



筆者の場合、病気を発症し、これまでできていた外出、調理、掃除、買物ができなくなり、食事をとることもままならず、散らかった部屋で気分は沈む一方でした。

そんな時、市役所の障害者福祉サービス課で紹介を受けたのが、こちらのサービスでした。サービスを申し込むと市役所の担当者が家を訪問してくださり、事細かな質問を受けます。この時は気負って部屋を片付けたり身なりを整えたりする方もいらっしゃるそうですが、普段のままのあなたでいましょう。そしてどんなことが困っているのか、できること、できないことを勇気を出して伝えてみましょう。


困ったときは



ヘルパーさんにもいろいろな人がいらっしゃいます。掃除や調理の仕方などもその人それぞれです。人間ですから失敗もあります。また、ヘルパーさんが良かれと思ってかけてくれる言葉も障害者にとっては傷ついてしまうこともあります。

そして残念ながら、トラブルが発生してしまうこともあります。密室で行われるサービスですから、なかなか周りは気づきにくいものです。困った時は勇気を出してケアプランを作成してくれている相談支援専門員(ケアマネージャー)、またはヘルパーが在籍する事業所に相談しましょう。



いかがでしたでしょうか。筆者は今、優しく明るいヘルパーさんと楽しく家事をこなしながら、ようやく日常生活に不便を感じることが少なくなってきました。不安や不便を感じられている方、まずは市区町村の福祉サービス課、あるいは相談支援事業所の相談支援専門員に気軽に相談してみるのはいかがでしょうか。


参考文献

厚生労働省 障害福祉サービスの内容
http://www.mhlw.go.jp

M.K.

M.K.

奈良県出身、現在は大阪府在住。
趣味はアメリカのTVドラマ鑑賞とボサノバを聴くことです。
数年前、心の病を発症しました。
現在は就労移行支援に通い、社会復帰を目指しています。
拙いながらでも、読んでくださる方に少しでも伝わる記事を書きたいと思います。
よろしくお願いします。

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