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パーキンソン病とは?鍵になるドーパミンとは?

出典:http://womenshealthency.com


パーキンソン病で有名な人といえば、バック・トゥ・ザ・フューチャーに主演した俳優のマイケル・J・フォックスです。彼は、30歳という若さでパーキンソン病を発病しました。

一般的に発症が多い年代としては、主に中高年です。最初は、かすかな症状で始まりゆっくりと進行していく病気です。40歳以下で発症すると、若年性パーキンソン病といいます。若いときに発症した人の中には、遺伝子に異常があることがわかっています。

パーキンソン病の患者さんの15%〜20%に近親者がいますので、遺伝の可能性もあります。高齢者になると、加齢によってパーキンソン病とよく似た症状が起こるので、診断が困難になる場合があります。

パーキンソン病の原因



大脳基底核の中の「線条体」という場所のドーパミンが、非常に少ないことが調査でわかっています。脳内の細胞が減少することにより、必要な量のドーパミンが作られなくなります。ドーパミンの減少などが原因により、パーキンソン病が起こりやすくなります。パーキンソン病は不明な点が多く、完全には解明されていません。根本的にパーキンソン病を治す薬は今のところありません。初期症状で有効な治療方法は、病気の進行を遅らせる薬物治療になります。


パーキンソン病の症状



代表的な症状としては、手足が震えたり、こわばったりします。動きが緩慢になったり、動きが遅くなります。筋肉が硬くなったり、体のバランスが悪くなって傾いたり、転びやすくなります。他の症状に次のようなものがあります。

・歩行困難
・バランス感覚が悪くなり前方や後方に倒れやすくなる
・筋肉痛と疲労が起こる
・日常的な動作が困難になる
・文字を書くときに震える
・顔の表情が乏しくなる
・嚥下障害がでるので、物を飲み込むことに支障がでる(よだれやむせる)
・不眠症
・排尿遅延
・便秘
・起立性低血圧
・脂漏性皮膚炎
・認知症
・加速歩行
・臭覚の低下


ドーパミンとは?



パーキンソン病の発症にはドーパミンが関わっています。この鍵になるドーパミンが脳内でどのような作用をしているかまとめました。

・脳にやる気をだす神経伝達物質
・脳内ホルモン
・快感を司る
・多幸感を得る
・意欲を作ったりポジティブな心を作る
・運動機能に関わる
・記憶力の向上
・学習意欲の向上


ドーパミンは良い状態であれば、プラスの状態をもたしてくれます。しかし、多ければ多いほど良いものではなく、出すぎると脳が過度に興奮するので、別の問題(依存症)を引き起こします。



パーキンソン病は、加齢などで誰でもかかる可能性のある病気です。パーキンソン病は、根本的に治すことは今のところ難しいですが、適切な治療を受ければ、普通の生活を送ることができます。そのために、パーキンソン病を早期に発見して治療を受けることが大切です。

障害者ドットコムニュース編集部

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