オンラインサロン「障害者ドットコム　コミュニティ」設立のためクラウドファンディングを始めました

2022.01.28

暮らし

オンラインサロン「障害者ドットコム　コミュニティ」設立に際して、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施するお知らせです。

孤立しなければ救える命があります。他者とのつながりを持つための一助として、新たにオンラインサロン「障害者ドットコム　コミュニティ」を新設する予定です。外出や対面の難しい方でも誰かと交流できるよう、オンラインサロンという形式を選びました。

オンラインサロンとは、Web上でのクローズドなコミュニティを指します。原則月額制ですが、SNSやネット掲示板よりも緊密で方向性や信条の似た人が集まりやすい特徴があり、コミュニティ内で話されたことなどが流出しにくい利点も備えています。同じ悩みを持つ人が集まるだけでなく、主宰者が講義などのイベントを開くことも出来ます。

オンラインサロンであれば、外出や対面の困難な方でも同じ障害や悩みを持つ人同士で自助グループのように繋がり合うことができます。何かしら他者との繋がりがあって孤立を防ぐことで救える命があるのです。

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大阪市北区ビル放火事件を受けて

「令和3年12月17日、会社のすぐ近くで、クリニック放火事件が起きました。そして、この火災で支援していた方が犠牲になりました。その日は、ちょうど障害者ドットコム株式会社の設立6周年の日でした。」

CAMPFIREの紹介ページから引用した通り、昨年起こった北新地のビル火災はまさに近隣を襲った大きな不幸でした。社会復帰に向けてリワークプログラムに取り組んでいた方々や、それを主導されていた院長・職員らが数多く犠牲となりました。

1か月以上が経過して、世間からは早くも事件の記憶が風化する兆しを見せています。その一方で、クリニックの世話になっていた患者らの中には事件のショックで症状が再発した人もいます。彼らは精神的な不調がぶり返す中で転院先を探さねばならず、手帳更新など様々な手続きも待ってはくれません。

そこで助けになるのがSNSやLINEでの繋がりです。同じ悩みを共有することで心の支えになるだけでなく、転院先探しや難しい手続きなどを支える知識なども教え合うことができます。

辛苦を語らう相手もいない孤立状態は精神的な寿命を縮め、自死にまで駆り立てることもあります。しかし、同じ悩みを共有できる繋がりがあれば精神の寿命は持ち直す筈です。孤立を防げば救える命があると信じて、オンラインサロン設立という手段に踏み切りました。

オンラインサロンでやりたいこと

「障害者ドットコム　コミュニティ」は、障害の有無だろうと当事者と支援者の関係だろうと関係なくいつでも気軽に話せる「よりどころ」を目指しています。辛い心中を告白したり事件の辛さを分かち合ったり互いに励まし合ったりと、そういった心の拠り所となるのが目標です。

コミュニティでは、医師・看護師・専門家などのサポートを受けながら、悩みの共有・転院先などの情報・各種障害福祉制度や福祉サービスなどについて情報交換も出来る場になるようしていきたいです。また、障害福祉に関わりの深い著名人や業界のトップランナーといった方々を講師に迎えるなどの有意義な企画も開催しようと考えています。

【今後やりたい活動】
メンバー間で気軽に話し合うための、非公開Facebookグループへの招待
交流会・勉強会・講演会などオンラインイベントを月1回の頻度でゲストを招いて開催
事業所を運営されている法人会員は、障害者ドットコムサイトの有料掲載プランを利用可能に
感染症の落ち着き次第では、不定期で直接対面のイベントも企画

【開設後しばらくの予定】
2022年3月1日(火) オンラインサロン『障害者ドットコムコミュニティ』開設
2022年3月1日(火)20:00〜21:30 「クラウドファンディング終了報告&オンラインサロン開設初日 Zoom交流会」開催
2022年3月上旬リターン発送
2022年3月4日(金)20:00〜22:00 オープニングイベント第一弾「東ちづる×乙武洋匡対談」開催
2022年4月15日(金) オープニングイベント第二弾「武田双雲さんと発達障害について語ろう」開催

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