障害者手帳に書いてある「旅客鉄道会社等旅客運賃減額」とは何なのか

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この間、障害者手帳の更新を済ませました。交通費の減額とかは手続きの面倒臭さが勝って使っていないのですが、とうとう交通業界の方から寄ってきたのか「旅客鉄道会社等旅客運賃減額第2種」が自動で適用されています。この動きは2025年度からJRで始まっているようですね。

「旅客鉄道会社等~」には第1種と第2種があり、重度の障害(精神なら1級)なら第1種、そうでなければ第2種となります。割引率は一律で50%となっておりますが、対象については割と差異があって識別が求められてきます。

第1種には以下の特徴があります。
①介護者も対象となるが、同伴かつ同一区間でないと本人も受けられない。
②普通乗車券、普通回数券、普通急行券、定期乗車券(小児除く)が対象となる。
③回数券を除き、JR以外の鉄道を跨ぐ場合も適用される。
④距離は不問。ただし介護者と同伴であること。
⑤第2種でも本人が12歳未満であれば介護者の定期券に限り適用される。

一方、第2種には以下の特徴があります。
①本人単独での利用のみ適用される。
②普通乗車券のみが対象となる。
③営業キロが片道100kmを超える場合のみ適用される。
④JR以外の鉄道を跨ぐ場合も適用される。
⑤第1種でも単独利用だと第2種と同じ扱いになる。

重要となるのは、片道100kmルールがあることと特急券が対象外であることでしょうか。100kmがどのくらいかというと「宇都宮から新宿ならギリOKだが池袋までだと怪しい」というレベルです。他のたとえを挙げるとすれば「大阪から姫路」「名古屋から浜松」「福岡から熊本or大分」「仙台から山形or一ノ関」になるかもしれません。要するに、ちょっと遠い程度では割引にならない訳です。第1種かつ介護者同伴であれば距離は問われませんが、たとえ第1種でも単独利用だと第2種と同様に扱われるのは注意が必要ですね。そもそも定期券は介護者同伴でないと割引されず、通勤で利用される筋は潰されているとみていいでしょう。

とはいえ、国内旅行であれば使えなくもないレベルなので、覚えていれば割引を受けてやってもいいのではないでしょうか。他の制限が多いとはいえ、鉄道会社の制限だけフリーなのは明らかな美点です。当然ながら、障害者手帳ありきなので提示はお忘れなく。

参考サイト

障害者割引制度のご案内:JR東日本
https://www.jreast.co.jp

遥けき博愛の郷

遥けき博愛の郷

大学4年の時に就活うつとなり、紆余曲折を経て自閉症スペクトラムと診断される。書く話題のきっかけは大体Twitterというぐらいのツイ廃。最近の悩みはデレステのLv26譜面から詰まっていること。

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