朝が憂鬱な人は、部屋を明るくしてみませんか?

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出典:Photo by Alex Iby on Unsplash

皆さんは朝、起きるのがつらいと思ったことはありませんか?そんな時、どうやって乗り越えていますか?私は室内の明るさに注目して、どうにかできないかと考えました。そこで「シーリングライト」を交換して明るくしてみました。

私は、自分の体験から抱える困りごとと、室内の明るさに関係性があるんじゃないかとうすうす感じていました。

明るくしてみた

シーリングライトとは天井に直接貼り付けるタイプのライトです。もともと自室に付いていたのは8畳用のごくごく普通のものでした。明るさを表す数値だとだいたい3500ルーメンほどでした。

それを20畳用のとても明るいものに交換してみました。こちらは明るさを表す数値だと11000ルーメンにもなります。数字にすると3倍も明るくなっています。

この明るさは朝のつらさにどういった影響があるでしょうか?

明るくする前は……

今までの私は眠りから覚めて、起きるのにとても時間がかかっていました。まず布団から身体を起こしてベッドに座りこみます。そこから30分は動けません。それからようやく、寝間着から着替え始めて、トイレに行って、といった調子で朝が始まります。

こういったグズグズさで、自分では起きたと思っても、実際に行動を起こせるまで60分もかかってしまうこともありました。これでは就労移行支援のサービスを受けていて、時間に余裕がある今の状況では大丈夫でしょう。しかし、このままだと就職して実際に働くようなると支障がでます。解決策や折り合いのつけ方がないだろうかと考えました。

そこでまず「睡眠時間の変化の推移」をデータとして取ってみることにしました。さいわいにも就労移行支援事業所にて、日報という形でデータは積みあがっていたので、すぐに集めることができました。

「調子良く起きれる日」とそうではなく、「調子が悪い日」を比べてみました。そうすると、「外が晴れている」か「外が曇っている」かの差ではないかと当たりをつけました。

快晴が続いた日には「疲労」につりあった睡眠時間が取れていました。逆に、曇りがちだったり雨が続いていたりする日は「疲労」に対して多すぎる睡眠時間を取っていました。

そこで部屋の中をいつでも晴れているくらいか、もしくはそれ以上に明るくしようと考えてシーリングライトの交換という手段を思いつきました。

効果は抜群だ

朝、目が覚めるとシーリングライトをつけるようにしました。そうすると目が覚めてからのグズグズさがかなり抑えられました。今までだと起きるまで短くても45分はかかっていたものがなんと、10分ほどに抑えることができたのです。

朝、30分の余裕ひねり出すことができました。これだけの時間があれば色々なことができると思います。皆さんは朝に余裕ができればなにをしますか?私は好きな雑誌を読む時間にしています。これはその1日を過ごすためのウォーミングアップにもなっており、苦手な朝が好きな朝になりました。

参考文献

【双極症の「光調整療法」とは?お薬以外&自分でできる、気分安定化のヒント。】
https://sakura212.com/

「双極性障害の気分安定化を目指す光調整療法」 平川博文・他 株式会社医学書院  精神医学 vol.61 NO.8 2019年8月15日

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双極性障害の診断をされている30代男性です。
就労移行支援のサービスを受けながら就労へチャレンジ中です。
趣味は自転車、普段も自転車でお買い物へ行ってます。

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