なぜ、障害者雇用で働こうと思ったのか
強迫性障害出典:Photo by Tegan Mierle on Unsplash
精神障害があると一般企業で働くことは難しいです。私自身も精神の障害を持っており一般企業で働くのが中々厳しいので、将来的には障害者雇用で働きたいと思っています。 かつては、大学受験に専念していましたが、残念ながら失敗してしまったため専門学校の方に進学しようと考えました。しかし、専門学校はカリキュラムの量が膨大で精神疾患を抱えた自分には到底無理に思えました。そこで、自分のようにメンタル面に不調を抱えた人間でも勉強を学ぶためにはどうすればよいかと考え、探した結果たどり着いたのが「就労移行支援事業所に通う」という選択肢でした。
自信の障害について
私の障害は「強迫性障害」です。強迫性障害とは、強い不安や拘りによって日常生活に支障がでる病気の事です、例えば、ドアに鍵を掛けたか鍋の火を消したかなどが異様に気になったり、手が汚いという強い強迫観念から何時間も手洗いを続けたり、明らかにやりすぎな行為を言います。私の場合は「強迫行為」と言う症状は出ていませんが、「強迫観念」と言って自分の意思に反して頭に浮かんでしまう、払いのけられない考えに囚われてしまいます。
就労移行支援事業所を選んだ理由
私の通所する就労移行支援事業所では、税理士、社労士、行政書士、プログラミング、Webデザイン、などの専門的なスキルをプロの講師陣から直接指導してもらえ、資格の取得につながりやすく、また、交通費の全額支給、昼食の提供、資格受験費用の無料など他にはない魅力的な部分がたくさんあります。そういった理由で、今の就労移行支援事業所を選択しました。
就労移行支援事業所で学んだ事
私の通所している就労移行支援事業所では「Excel」「Word」「Powerpoint」などのオフィスワークから、会計や簿記の勉強に、IT WEB系、公務員対策講座など多岐にわたって学ぶ事が出来ます。その中でも私は、IT、WEB系の勉強をしています。
私は先ずは「Excel」「Word」「Powerpoint」などのオフィススキルから勉強を初めて、プログラミングの勉強に入っていきました。まず始めたのはHTML&CSSと言う言語を使ってWebのホームページを作成する所から勉強しました。今ではポートフォリオ(自分の作品)まで作れるようになりました。将来的にはWEB系の業務やIT系(プログラマー)などの業務に携わりたいと思っています。
プログラマーを志望した理由
今の時代IT系の人材は人手不足で、さらに2030年までには約79万人が不足すると言われていいます。ライバルが少なく、逆にチャンスが多く、さらにこれからの時代は人工知能やIotなどのIT産業の需要が右肩上がりに増えてくるので、需要もあります。さらに、フリーランスになる事が出来れば、サラリーマン以上に稼ぐ事も可能な夢のある業界です。また、独立できればパソコン1台でも場所や時間を選ばずに柔軟に働く事が出来るのも魅力的です。なので、IT業界を目指そうと思いました。
私が障害者雇用で働こうと思った理由
私は最初、一般雇用で自分の障害を伏せて就労(クローズ就労)しようと思っていました。しかし、クローズ就労で就職した場合、必要な配慮を受ける事が出来ません。逆に「障害者雇用」で就職した場合はそういった配慮をしてもらえたり、例えば「障害者控除」と言って所得税や住民税が27万円近く免除されます。こういったメリットから私は「障害者雇用」で働こうと思っています。
将来の展望
コロナウイルスの影響で求人が少なく、障害者雇用でいきなり正社員として働くのは中々厳しい状況にあると思います。さらに実務経験が前提の求人ばかりです。ですので、最初から正社員を目指すのではなく、アルバイトから初めて実務経験を積んでから障害者雇用の正社員に就職しようと思います。
就職出来たら始めは雑用からかも知れませんが、いずれは開発や取引先の顧客相手の仕事などにも携わり、最終的にはフリーランスの仕事や、AI、ビックデータなどの最先端のIT技術に携わっていきたいと思っています。
最初は短時間勤務から慣らして行って、最終的な目標としてフルタイムで働けるように頑張っていきたいです。
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