自律神経失調症とは?その原因や症状、治療法

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自律神経失調症とは



自律神経は、人間が生きていくために、心や体の機能を調節してくれる神経です。活動する時に働く交感神経と、休む時に働く副交感神経があります。正常であれば、この2つの神経は無意識に調節されますが、バランスよく働かなくなると、様々な症状に悩まされることになります。その状態を自律神経失調症といいます。


自律神経失調症の原因と症状



自律神経失調症の主な原因はストレスです。というと、人間関係や悩みを抱えたときに起きる精神的ストレスを考えてしまいますが、ストレスには精神的ストレス以外のものもあります。ストレスには次のようなものが挙げられます。

①精神的ストレス
 人間関係、認められない、自己重要感がない

②身体的ストレス
 背骨や骨盤のゆがみ、姿勢のゆがみ

③化学的ストレス
 栄養の過不足、添加物・薬品・気化物の吸引

④温度・湿度のストレス
 暑すぎる、寒すぎる、湿度が高い・低い

症状としては、体の症状として、慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感があり、精神的症状としてはイライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなどがあります。代表的なものを書きましたが、これ以外にも様々な症状があります。


自律神経失調症の治療法



自律神経失調症の治療法には次のようなものが挙げられます。

①生活習慣の見直し
 規則正しい生活をし、運動を取り入れたり、バランスの取れた食事、適度な睡眠を摂る。

②カウンセリングなどの心理療法
 精神科医や心理療法士などの専門医によるカウンセリングを受ける。

③ストレスの解消
 散歩や体操、入浴や音楽を聞く、趣味の時間を持つ。

④音楽療法やアロマテラピー
 音楽を聞いたりアロマテラピーによる心地よい匂いや、リラックスした空間で落ち着く。

⑤マッサージやストレッチ、整体、鍼灸
 全身の筋肉をほぐし血液循環を促す。

⑥薬物療法
 自律神経失調症薬や抗不安薬、抗うつ薬、抗精神薬など症状にあった薬の処方により、症状の緩和を図る。

⑦漢方薬による体質改善
 その人の体質や症状を考慮しつつ、その人にあった漢方薬を用いて症状を取り除く。よく用いられる漢方薬には黄連(おうれん)、抑肝散(よくかんさん)、芍薬(しゃくやく)などがある。

以上、治療法を挙げましたが、原因によって効果が期待できる治療法は異なりますので、自分に合った治療法を見つけることがポイントです。



自律神経失調症は、様々な症状があり、複数の症状が出ることも少なくありません。本人はかなりの辛さを感じていても、周りの人に理解されにくく、時には怠けていると思われることもあります。また、色々な治療法を試しても、自分には合わないことや、効果がないこともあり、完治するのにかなりの時間が必要です。あせらずに、継続して適切な対処をしていきましょう。

障害者ドットコムニュース編集部

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