2019年11月2日（土）七尾旅人ワンマンライブ「境界のない演奏会」～滋賀県の「やまなみ工房」にて開催

2019.09.17

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2019年11月2日（土）七尾旅人ワンマンライブ「境界のない演奏会」～滋賀県の「やまなみ工房」にて開催

『やまなみ工房は、障がいのあるなしに関わらず、穏やかに心豊かに成長すること、その人がその人らしく生き生きと過ごせることを目指して日中活動を行っています。』

『やまなみ工房ではそれぞれに、「これをすることで、私は幸せである」というものがあります。時間の使い方や落ち着く空間も多種多様、できること、できないこと。したいこと、したくないこと。』

『ありのままの自分を表現し活動していく中で、日々絵画作品や陶土作品が生まれています。』

『今回「境界のない演奏会」では、やまなみ工房の絵画作品に囲まれた空間で七尾旅人さんに演奏いただける事になりました。』

『旅人さんはこれまでに様々な境遇に身を置かれ、寄り添うように言葉を紡いで「うた」を歌って来られています。「国境」や「性別」、「過去現在未来」という境界をこえて。』

『わたしたちそれぞれが、互いを照らし合う小さな光であるという事を旅人さんの「うた」を通して想像したいという思いが今回の演奏会につながりました。』

『この場所で、障がいという境界をこえて一人でも多くの方々と旅人さんの演奏を分かち合えることが希望の光となることを願って。』

滋賀県甲賀市のライブハウス「やまなみ工房LiveHouse BanBooBon」では、多くの著名なアーティストによるライブが行われています。時にはテレビで見ない日はないほどの大物アーティストが出演し、会場を沸かせています。

今回紹介するのは、来たる11月2日（土）に開催されます「七尾旅人ワンマンライブ『境界のない演奏会』」です。興味がありましたら下部参考サイトに記載のやまなみ工房 BaｎBooBon Facebookページも目を通してみてください。

やまなみ工房LiveHouse BanBooBonとは

「LiveHouse BanBooBon」は、滋賀県甲賀市の障害福祉施設「やまなみ工房」によって立ち上げられたライブハウスで、利用者のアートギャラリーや地域とのコミュニティ拠点としての役割も担っています。

「やまなみ工房」は多機能施設型（生活介護・就労継続B型）に分類される施設ですが、作業のほとんどが「表現活動」という際立った個性を持っています。絵画や粘土人形の芸術作品が利用者の手によって作られており、ファッションデザイナーの協力で洋服として世界中に販売されるほどレベルの高い作品ばかりです。

山下完和（まさと）施設長をはじめとする職員たちも、利用者が作品を仕上げて世に送り出すための環境づくりに尽力しています。アートに対して真剣な利用者と、彼らの活動を支える職員たちの無尽蔵な行動力によって、「やまなみ工房」の芸術活動は成り立っていると言っていいでしょう。多機能型施設（生活介護・就労継続B型）の中ではとても個性的な所です。

ライブハウスは利用者のアートギャラリーも兼ねておりますので、空き時間に見て回るだけでも多くのものを得られると思います。

「境界のない演奏会」とは

来たる11月2日より開催されます「七尾旅人ワンマンライブ『境界のない演奏会』」は、どういったライブなのでしょうか。

本ライブの主役である七尾旅人氏は「Rollin’Rollin’」や「サーカスナイト」を代表作とするシンガーソングライターで、前例のないライブパフォーマンスで見る者の記憶に残り続ける個性派でもあります。過去には全共演者と「百人組手」で演奏対決を行ったり、動物や昆虫をもボーカリストとして起用したりするなど、豊かな独創性を見せつけてきました。

やまなみ工房のFacebookアカウントでは、「旅人さんは、国境・性別・時代といった境界を越え、寄り添うように『うた』を紡いできた。」「このライブを通して障害という境界も越え、多くの人々が旅人さんの演奏を分かち合えるように。」と紹介されています。

BanBooBonでは身体障害者もスムーズに来場できるよう、送迎や誘導を行っております。ライブの途中で気分が悪くなった時のためのエスケープ場所もございます。誰でもライブを楽しめるようになっておりますので、本ライブの理念にも合致しているのではないでしょうか。