オフィスカジュアルってなに?~私の研究結果と対策(レディース編)
その他の障害・病気出典: Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash
オフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアル、就活をしたものなら誰もが耳にする言葉です。
企業説明会や企業実習などで求められる、「服装自由やスーツじゃなくても不可、私服OK」など書かれており企業によって異なる曖昧な基準にどうすればよいか悩しいものです。
私もオフィスカジュアルと初めて聞いた時はどうすればいいか頭を抱え数々の失敗もしました。私は障害を抱えており、その特性上、曖昧なことが苦手な私は独自に研究し、対処法を編み出しました。今回はオフィスカジュアルの対処の少しでもお役に立てれば幸いです。
レベル別に分けたオフィスカジュアル
企業によってなどと言われてしまうオフィスカジュアルの基本ですが、段階に分けて考えてみることにしました。レベルは「厳しめ」~「ゆるめ」まであり1~5の厳しさレベルで表示しています。
厳しさレベル5(MAX)オーソドックスなオフィスカジュアルはセットアップのジャケットとストレートパンツ(ロングスカート)にシャツ、パンプスのスタイルはほぼスーツスタイルとも言えます。スーツをちょっと楽に着れるようにした素材などが使われているタイプです。このタイプをワンセット持っているだけでオフィスカジュアルに迷った時はこれを着ていけばまずハズレはないでしょう。このタイプは服屋さんやネット通販サイトでジャケットとパンツもしくは、スカートのセットアップを購入しておくとよいでしょう。
厳しさレベル4に緩和したものは、先ほどのアイテムとセットアップのジャケットとストレートパンツ(スカートはひざ丈のロングスカート)にブラウスを合わせるタイプです。この段階からは靴などがローファーやマニッシュと呼ばれるパンプスよりヒールが低く疲れにくいアイテムも可能になります。
厳しさレベル3に緩和させると、ブラウスに合わせるパンツがワイドパンツやテーパードパンツと呼ばれるものが可能になり、冬などはジャケットの中にニットや、靴は足が寒くならないショートブーツも可能になり、さらにウェストベルトワンピースと呼ばれるアイテムも可能になります。
厳しさレベル2にまでなってくると、ジャケットの中は白いTシャツ、パンツやスカートは主に上記のものと靴もスニーカー、無地のパーカーなども許可されることもあります。
このような感じでざっくりと分類は致しましたが、はっきりこの基準通りに分かれるというわけでもありません。職種や企業の基準などで組み合わせは無限大です。ですが、企業の方の服装をよく観察し、お手本にすると間違いはないでしょう。つまり事前に調べておくことが大切です、事前に調べるのが難しいのであれば、厳しさレベル5(MAX)の服装で企業説明会や実習顔合わせ、実習初日を過ごし、企業の方の服装を観察して徐々にレベル合わせていくとよいでしょう。
オフィスカジュアルの基本ルール
これまで紹介してきたアイテムはすべてベーシックカラーで揃えるのが基本です。ベーシックカラーとは主にブラック、ネイビー(紺)、ホワイト、グレーなどが主流で他にはベージュ、茶色(現在はモカと呼ばれている)、や無地がよいとされ、無地でなければ同系色のチェックくらいに収めるといいでしょう。
上記に記載している、シャツやブラウスは襟付きが企業の方には好印象なことが多く、襟がないならジャケットを羽織ると好ましく思われるところが多いようです。シャツやブラウスを白にした場合、インナーはベージュやモカと呼ばれている色が一番透けにくいです。インナーでおすすめなのはタンクトップ、キャミソールと呼ばれるものです。
ひざ丈のロングスカートをはく場合は、ストッキングやタイツを必ずはくことをおすすめします。
具体例が欲しい時は、「ワイドパンツ黒、トップス」などで検索を行い、シャツやブラウスが使われており、ベーシックカラーが守らているものだけを選抜しスクリーンショットなどをしておくと、候補が絞られアイテムを購入する際に迷わずに済むかもしれません。
NG例は、サンダルやクロックス、露出の高い服装は集中力の妨げになるので好ましくありません。また、デニム素材のもの、柄が派手なもの、体のラインを強調しすぎるもの、ダボっとしすぎてだらしなく見えるものも駄目です。
失敗から学ぶアイテムの選び方
・シャツやブラウスはインすることが多く、しわになりにくく、インをしても形が汚くなりにくいものがよいです。
・靴は、服屋や靴屋で必ず試着を行い、何歩か歩いたり走ったりしてから自分の足に合ったものをはくと疲れにくくなります。
・バッグは、オフィスカジュアル用のバッグが必須です。リュックサックにしても肩掛けにしてもオフィスカジュアルにあったシンプルで大人っぽいものにしないと、バッグが浮いてしまいせっかくのオフィスカジュアルが台無しになります。
・コートなどは、トレンチコートやチェスターコートが主流で汚れにくいものを、夏場などはロングカーディガンがいいとされています。
まとめ
・オフィスカジュアルを用意するときは、厳しさレベル5(MAX)のものを揃えておき、顔合わせや説明会に行き、企業実習の際に企業の方をよく観察したのち企業の方のオフィスカジュアルのレベルに合わせると失敗はないでしょう。
・アイテムなどが何がいいか分からない時は「ストレートパンツ黒、トップス」などと検索をかけ、コーディネートサイトからスクリーンショットを行い、服屋に足を運んだ際、何を買えばいいか明確化しておくことが重要です。
・最後にオフィスカジュアルの服を選ぶにあたって「働くことを想定した服」、歩きやすいや動きやすい走ったり、かがむしゃがむなどの動作を意識した服を買いましょう。
オフィスカジュアルは環境面や働き方の幅が広がりつつある私たちの社会の流れ中で今後、概念が変わってしまうかもしれません。その時はまた対処法や基準を考えなおす必要があります。
以上、オフィスカジュアルの基本や対処法を紹介させていただきました。少しでもお力になれれば幸いです。ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
最後に下記に私が参考にしたサイトをいくつか張っておきます。
参考文献
【緊急アンケート!『オフィスカジュアル』みんなのNG境界線って?【見本集】 ・MINE】
https://www.mine-3m.com/mine
【【コレで安心!】オフィスカジュアルの基本ルールとNGチェックリスト ・サイト名air-closet.com】
https://www.air-closet.com/share-style
【オフィスカジュアル・通勤服の正解って何ですか・nissen】
https://www.nissen.co.jp
その他の障害・病気