私のボランティア活動について~障がい者も参加するボランティア活動

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出典:Photo by Sherise . on Unsplash

私は過去に学校の講師していました。その後、講師を体調不良で退職しましたが、体調が回復してまた復職したいと思い、教員採用試験の勉強ができる学校に行きました。その学校の講師の先生から、「ボランティア活動した方がいいよ」と言われて、仕方なくやってみました。しかし、いざやってみると、これが楽しかったのです。

私の参加したボランティア活動のうち、いくつかは障がい者に関わるものであり、しかも障がい者も参加者していたのです。今回は障がい者が参加しているボランティアについて書いていきます。

私がボランティア活動をした動機

ボランティア活動を始めた動機は先に挙げた通り、教員採用試験にボランティア活動/b>が必要だったからです。実は私が受ける地方自治体の教員採用試験は、面接の履歴書にボランティア活動について記載しなければなりません。つまり、ボランティア経験がないと、履歴書に全く書くことができず、面接時に面接官から、「あなたはボランティア経験が全く無いの?」と言われるのです。それは、不味いと思い、ボランティア活動を始めました。

しかし、いざボランティア活動を始めると、これが以外と楽しく、教員採用試験の勉強の時間の合間に、なんとか時間を作って、ボランティア活動をしていました。

日本語学習ボランティアについて

最初に目についたのが、日本語学習のボランティア活動でした。これは、日本に住んでいる外国の方たちなどと、日本語でお話をしたり、日本語を一緒に学習することで、利用者と楽しい時間を過ごすというものでした。私は海外の人と話すのが好きで、このボランティア活動は私に非常に合っているのではないかと思いました。これから、いくつかのボランティア活動をしていきましたが、これが一番続きました。

利用者の方は様々で、海外から仕事で日本に来ている人、海外留学生、子どものときに学校に通えなかった在日外国人の方などです。中には車椅子の方もいました。

学習する内容は、私たち学習支援者とお話しする日本語会話学習、漢字ドリルで学ぶ漢字学習、本を読んで日本語の意味を辞書で調べる日本語学習、書道の練習をする書道学習等、利用者によって様々です。

最初は私たち学習支援者が日本語を教えるのかと思っていましたが、そうでなく利用者と共に日本語を学ぶというのが、このボランティア活動の趣旨でした。利用者の方とお話しすることで、その方の仕事の話を教えてもらったり、故郷の国や町の話等、私の知らないことばかりでした。

また漢字学習では、「この漢字の意味は?」と聞かれ、恥ずかしながら私もわからず、電子辞書やスマホを使って一緒に学習をしました。私たち学習支援者が利用者に何かを教えるというよりも、教わることの方が多かったです。

障がい者も参加するリレーマラソン大会

リレーマラソン大会のボランティア活動に参加した理由は、障がい者も参加する催しに私も参加したいと思ったからです。場所は都市公園で行われました。このボランティアは4日間あり、最初の3日間はリレー大会準備、最終日はマラソン大会運営補助でした。

私が担当したことは、最初の3日間は搬入準備、会場設営等で、大会当日は参加者受付、大会本部の雑用、後片付けでした。ボランティア参加者には、車椅子の方を始め障がい者の方もおられました。

マラソン大会は都市公園内の1周約1.2キロの周回を5時間、各チームが襷を繋ぎ交代で走り続ける大会でした。この大会には目が見えない人も伴走者と共に参加していました。

また、マラソン大会には地元の就労継続支援事業所(A型、B型)がフリーマーケットに出店したり、多くの企業や社会福祉施設が屋台を出しており、ローカル歌手が舞台で歌を披露したりと催しはとても盛り上がっていました。

このボランティアは、とてもいい思い出になりました。この大会は年に1回あるのですが、また機会があれば是非参加したいと思っています。

復興震災募金ボランティア

復興震災募金ボランティアに参加した理由は、東日本大震災等の地震で多くの人が被災しており、何か役に立ちたいと思ったからです。このボランティア活動は、障がい者支援施設が主催している活動で、ボランティア参加者には車椅子の方を始め、障がい者の方もいました。

この活動の内容は、駅前にて震災で被災した障がい者のための街頭募金活動でした。最初、通行人の方に中々募金をしてもらえず、素通りの人ばかりでした。しかし、一人の方が募金して下さると、次々に募金をして下さる人が現れ、終わるころにはたくさんの募金が集まりました。中には千円以上の募金をして下さる方もいて、ビックリするのと同時にとても嬉しかったです。

終わりに

私も障がいがありますが、障がいがあってもボランティア活動はできます。ボランティアにはきっかけが無いと中々参加できせんが、1度参加するとその魅力に惹かれ、機会があればまた参加しようと思えるものです。この記事を読んで下さった皆さんにも、是非一度ボランティア活動に参加してもらえたら嬉しいです。

taka

taka

学生時代は塾講師、野球場の場内案内係、模擬試験監督、ホテルのフロント等、アルバイトに明け暮れる。大学時代にうつ病を発症し、現在は統合失調症と診断される。その後、教師になる夢を抱き、教員免許を取得。教師になるも、体調が悪化し、退職。その後、紆余曲折を経て、現在就労移行事業所に通所。趣味はテレビで野球観戦、インターネット、YouTube視聴。

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