HSPの繊細さは才能~人より物事を感じやすいココロを受け容れて強く生きる

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出典:https://www.photo-ac.com


筆者は幼い頃から感受性が強い子どもでした。おまけに人見知り、内気とあって、なかなか友達の輪に入れず困っていた記憶があります。このような性格の持ち主のことを、HSPと呼ぶそうです。このようなタイプの人は、総じて繊細な性格の持ち主でありますが、この日本に多くいると言われています。しかしなんとかして現代の生活に溶け込んで、通勤し、仕事をし、社会生活を営んでいると言われています。

HSPの繊細さは豊かな個性になる



HSPの人は繊細だと言われます。例えばグラスが割れた音に敏感に過剰な反応をしてしまうなど、大変びっくりしやすい子どもがいます。またそのような子は、様々な物事に反応しやすいので、結果、大変疲れやすいのです。

泣き虫、すぐ騒ぐ、人と触れ合うことが苦手など、その子の悪いところが、社会生活を営む上でどうしてもクローズアップされやすく、結果誤解されてしまい、心を病んでしまう事があるのかもしれません。

しかし感受性が豊かという事を強みに活かせば、大変すばらしい個性になると思うのです。感受性が強いという事は、悪い事ではなく、よく気がつく鋭い感覚の持ち主ということです。それは大きな強みであると思います。

例えば、なぜ自然の花はきれいなのだろう、と思い、実際に研究を始めたりするきっかけになるとも思うのです。また、こんな花の色の絵を描いてみたい、と思って、実際制作することを始めるなど、繊細な感覚を活かした道に進めば、強い個性になるに違いありません。


深く感じやすい心から生まれる創造的な仕事



このような感覚を持つことは、実際手を動かしたりすることによって才能として発揮されるかもしれません。

私は昔デザインの仕事をしていたのですが、デザイナーの人で、とりわけ優秀な人で、大変細かく繊細な面を持つ性格の持ち主が多くいました。それは対人においてもそうですし、作品に対してもそうです。

また美術館に行くと、沢山の画家の作品がありますが、多くのアーティストも、この繊細な感覚の持ち主であったように思います。色の選択、または質感の表現など、それにかける思いが強く、やはりその作品に込められたものは、人の関心をひかずにはいられないものなのだと感じていました。

また、デザイナーだけでなく、対人関係の職でも、このような感性の持ち主はいるかもしれません。感覚を研ぎ澄ませ、人の心にインパクトを残すような仕事をするには、長年仕事の中で、必死になって頑張る素地も必要です。そして何より目的が大きすぎ、ばかばかしく感じてくるかもしれません。

ですが、この引っ込みがちの子どもたちを、良い方向に導くことは私たち大人の仕事であるような気がしてなりません。今一度子どもたちに、大きな夢を持って「飛び立つ」事と、「興味関心を負う楽しさ」を大人が教えてあげることが大事なのだと感じてなりません。


参考文献
生まれつき敏感な子ども「HSP」とは? 繊細で疲れやすく創造性豊かな人たち 
https://susumu-akashi.com

mari

mari

30代前半の女性。
18歳の時進学と共に関西から上京。
体調不良で昨年関西に戻ることになりました。
就職を目標に現在就労移行支援事業所に通っております!
趣味は本屋とカフェ巡り、イラストが好きで、気持ちだけは元気。

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