感覚過敏とは〜その特徴と対処方法について

その他の障害・病気

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皆さんは感覚過敏という言葉をご存知でしょうか?感覚過敏はまだまだ広く認知されておらず、理解も進んでいるとは言えません。そんな感覚過敏についてその特徴と、対処方法について簡単にですが一緒に見ていきましょう。

感覚過敏とは

感覚過敏とは、聴覚、視覚、触覚や嗅覚などの感覚が過剰に敏感な症状を指します。インプットされた情報を脳が過大に解釈して起こる症状と言われています。また、逆に感覚が過剰に鈍感な症状を感覚鈍麻といいます。双方ともに感じ方に関わるものであり、当事者以外の他人には理解されがたく非常に苦労します。また、感覚過敏と感覚鈍麻は気分や体調に大きく左右されます。そのことが他人の理解を一層困難なものにしてしまっています。

特徴

感覚過敏は過剰になった感覚によって様々な特徴があります。それぞれの感覚が過敏になることでどのような特徴が出るのか、いくつか例を見ていきましょう。

視覚の場合 少しの光でまぶしく感じたり、蛍光灯のちらつきが過剰に気になったりします。

聴覚の場合 周りの音か騒がしく人の話が聞き取れなかったり、他人が気にならないような音(クーラーの室外機の音や咳払いなど)が爆音の様に感じる場合もあります。また、時計の秒針がうるさく感じ、眠れなかったりなどもします。

嗅覚の場合 特定の臭い(汗や動物の臭いなど人によって様々)が苦手で、そういった臭いのする場所に近づくことができなかったり、人か気にならないような臭いが気になったりします。

触覚の場合 特定の感触(ヌルヌルやネバネバなど)への嫌悪感が強く出ます。また、他人に軽く触れられただけで大きく身を引いてしまったりします。

味覚の場合 特定の味や触感を極端に嫌う傾向があります。そのため、偏食の傾向が出てしまう事も多いです。

その他(平衡感覚や温感、痛覚など) 平衡感覚が過敏の場合、乗り物などですぐに酔ってしまいます。温感が過敏な場合は、極端に暑がりだったり寒がりだったりします。また痛覚が過敏の場合、痛みに極端に敏感になったりします。

対処方法

では、このような過敏な感覚に対してどのように対処すればいいのでしょうか。感覚過敏に対する対処方法は大きく分けて2種類あります。一つはその苦手な対象を避ける方法です。例えば、まぶしい場所に近づかなかったり、人混みや騒がしい場所を避けるといった方法です。この方法は非常に効果的です。そもそも過剰な刺激に晒される環境に身をおかなければ、苦痛を伴う事はありません。しかし、生活していく中でどうしても避けることが出来ない事態に直面する事もあります。

もう一つは道具を使い軽減するという方法です。完全になくすことはできませんがそれでも、幾分かましになり生活や活動の幅が広がります。具体的な道具と対処法としては例えば、耳栓で音を軽減したり、サングラスで光を遮ったり、縫い目の少ない肌着を着用するなどの方法があります。こういった道具は人によってベストな道具が違います。皆さんが自分に合った道具と出会えることを願っています。

舞台装置

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LDと広汎性発達障害を抱えた文字を書くことができない20代男性です。書字障害がありますが、大学を卒業できましたし、コラムも書いてます。趣味は読書と芸術鑑賞あと作曲。最近、猫にケンカで負けました。

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