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摂食障害とは?ココロもカラダも症状を起こします

出典:http://www.photo-ac.com


美味しい食べ物をお腹がいっぱいになるまで食べて満足できたから、幸せでたまらないという人は多いでしょう。お腹が満腹なんだけれど、なぜかデザートは入るから食べている人。デザートを口に入れたこの瞬間に至福の時を感じている人。コンビニの新商品のデザートには目がないのでチェックを怠らない人。食べ放題のお店に行ってストレスを解消したい人。今度は何のお店に行こうかとワクワクしながら予定をたてている人。家族が毎日作ってくれる夕飯を楽しみにして仕事を頑張る人。

このように、私たちにとって、食べるということは人間として当たり前のことでもあり、楽しみなことでもあります。ただ、中にはこの食事をするという行為が苦痛で、うまくできない人がいます。周りから不思議がられ、理解してもらえなくて、苦しんでいる人がたくさんいます。摂食障害?それはなに?と思った人は、今回で少しでも理解を深める助けになればと思います。

摂食障害とは?



摂食障害には食事をとろうとしない拒食症、極端に大量のものを食べてしまう過食症とがあります。過去に周囲の人から、体重や体型について心ないことを言われた経験などから、発症する原因になります。食事について問題行動をする精神疾患になります。本人は病気という自覚症状が無い場合が多いです。またそのことを他の人から指摘されても、病識を持てないこともあります。


過食症とは?



大量の食べ物を食べてしまいます。周囲にある食べ物をあるだけ食べつくしてしまいます。食べ物がなくなると大量に買い込んでまた食べてしまいます。食べたものを吐き出す過食嘔吐と過食症状のみのケースがあります。


拒食症とは?



食事の量が極端に少なく、食事制限をしています。極端に体重が減っても、食事をすることを拒んでしまいます。自分が食事をしている姿を誰にも見せたくないという傾向があります。低カロリーのものを選んで食べるので、生理がとまったりします。周りが見て違和感に気づいても、本人は痩せたいと思っているので、治療することを嫌がります。拒食から過食へ変わる場合もあります。


摂食障害でなりやすい合併症や症状



・嘔吐により歯が融け(酸触症)、若い人でも総入れ歯になることがある
・栄養失調により貧血や感染症になる
・月経が止まる
・抑うつ症状や気分の変動(社会不安障害、強迫性障害、PTSDなど)
・脱毛
・高血圧
・糖尿病
・低血糖症
・嘔吐により手に吐きだこができたり、咽頭に爪などによる潰瘍ができたりする
・唾液腺が腫れる
・食道炎
・食道ガン
・逆流性食道炎(過食嘔吐によって酸性の胃液が食道を刺激して炎症がおきます。出血や吐血がおきることもあります)
・冷えやむくみ
・便秘
・アレルギー性疾患
・アトピー
・骨粗しょう症
・睡眠不足
・アルコール乱用
・下剤、浣腸、利尿剤の乱用
・嘔吐や下剤により電解質代謝異常
・過食により脂肪肝や高脂血症
・不整脈



食事がうまくできなくなったり、食事の量が調節できなくなった場合は、心療内科などで専門的な治療を受けましょう。

自分にとっては普通で当たり前なことでも、想像できないくらい大変な障害を抱えている人がいます。これを機会に障害について興味をもち、知識をもつきっかけになればよいと思います。

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、
障害・病気をもつ方の仕事や暮らしに関する最新ニュースやコラムなどを発信していきます。
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