スメルハラスメントについて~嗅覚過敏とは?

unsplash-logo Daniel Ramos

最近、ハラスメントという言葉をよく耳にします。その中に「スメルハラスメント」「スメハラ」というものがあります。発達障害で嗅覚過敏がある方や、化学物質過敏症がある方などは日常生活で避けられない問題でもあります。知らないうちに、誰もが加害者にも被害者になるスメルハラスメントについて紹介してみます。

スメルハラスメントとは?

スメルハラスメントとは「臭い」で他人を不快にさせることを指します。臭いでよく言われるのが、タバコの臭いがダメという方が多いです。喫煙歴が長い私も、臭いが少ないものを色々と試してみました。具体的には、最近流行りの加熱式タバコを試してみましたが、匂いは多少します。臭いが少ないという触れ込みで流行している加熱式タバコですが、普段からタバコを吸っている人間にも、はっきりと臭いは分かります。個人差はありますが、加熱式タバコの臭いが紙巻タバコよりも、臭いという人の話を聞きます。人によってはどうしても我慢できない臭いというのが存在します。

私自身、子供の頃は自動車の車内の臭い、特にバスの臭いが苦手でした。学校でバスに乗って遠足に行くときは、バスに乗った瞬間、車酔いする前に吐き気に襲われていました。バスの臭いがイヤだからと言って、乗らないという選択肢は出来ません。バスの独特の臭いを感じながら、ゲンナリして乗っていた記憶があります。大人になった今では気にしなくなりましたが、何故気にしなくなったのかは自分でも分かりません。

やはりというか、喫煙者に対するハラスメントも最近言われるようになってきました、非喫煙者からすれば、タバコを止めたらいいと簡単に言いますが、タバコだけがスメルハラスメントの元凶なのでしょうか?加齢臭、口臭、香水、柔軟剤、最近は疲労臭、ストレス臭、ダイエット臭という言葉がスメハラの中に入っています。疲労臭、ダイエット臭は、皮膚からアンモニアと汗の成分が混じって発せられる臭いと言われています。また、ストレス臭とは、人間がストレスを感じると、皮膚から排出される硫黄化合物が原因と特定されました。感じ方はネギやタマネギのような臭いと言われています。それならば、満員電車の中はアンモニア臭やネギの臭いで溢れかえっているのでしょうか?私自身はあまりそういう臭いを感じたことがないので、気にしたことがありません。本人には分からず、周りの人だけがそう感じるだけで、ストレス臭を出している本人からするとハラスメントと言われても、気付きようがありません。自分自身が嗅覚過敏で他者の臭いに敏感でも、自分の臭いには意外と気付かないものです。

その人がどのように臭いに対してどこまで許容範囲なのかは他者には分からないです。生きているだけで、さまざまな臭いが付きまといます。他人の臭いを執拗に非難すること自体がある種のハラスメントなのです。

全ての人に配慮できたら、いい社会かもしれませんけど現実は難しいです

音や光などの過敏症の人に対して、社会が配慮しやすいかも知れませんが、臭いというのはなかなか難しい問題です。 ある程度自己防衛しなければならない場面も多くあると思います。マスクを付ける際に、自分が好きな匂いをマスクにあらかじめ付けておく、できれば場所を移動するなど自己防衛の方法を考えたほうがいいでしょう。

生まれつき嗅覚過敏ではなくても、ある日突然、嗅覚過敏になるケースもあるようです。対処法の1つに、耳鼻科で薬物療法もあります。自分で対処できない場合は、一度病院で検査して、対処法を考えるのもいいのかも知れませんね。

参考文献

【Career-Picks「スメハラ」(スメルハラスメント)とは?対策と伝え方に着目!】
https://career-picks.com

【国際労働機関2019年の暴力とハラスメント条約(第190号)2019年の暴力とハラスメント条約(第190号)】
https://www.ilo.org/global/lang--en

【マイナビニュース資生堂が発見した「ストレス臭」、そのにおいはあの食材に似ている?】
https://news.mynavi.jp

【病院検索ホスピタ 嗅覚過敏】
https://www.hospita.jp

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