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精神疾患に有効なアニマルセラピーとは?動物が病気を癒す

出典:http://www.photo-ac.com


アニマルセラピー(動物介在療法)で、好きな動物を見たり触れ合うことによって、身体がリラックスすると、副交感神経が優位になってきます。この状態になることを癒しといいます。

自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経からなり、お互いがバランスをとりながら、体の中で作用しています。どちらかが、優位になっているときは、片方がお休みしている状態になっています。副交感神経はリラックス系の神経と呼ばれています。

ホースセラピー(乗馬療法)



ホースセラピーは、乗馬で全身運動することで行う療法です。馬に乗ると、規則正しい振動やリズムが脳を刺激します。馬にまたがってバランスをとるためには、背筋、腹筋を使って乗ることがポイントになります。そのため、普段あまり使わない筋肉や神経を使うので、リハビリ効果が高いと注目されている動物です。

ある程度、高さのある動物に乗ることによって、目線が高くなるので高揚感があります。また、大きな動物を操ることができるという爽快感から、自己肯定感が高まります。体は大きいですが、従順で優しい動物です。欧米では乗馬療法として長い歴史を持っています。


イルカセラピー



イルカセラピーは、アクアセラピーとも言わています。身体障害者の方でも、水の浮力によって楽に動けるため、こちらもリハビリ効果が期待できます。イルカは知能が高く、好奇心が強いので、人に対して興味をもって寄ってきたり、遊びたがったりします。イルカの方から積極的に近づいてきて、働きかけてくれます。

イルカは怪我をした仲間をかばう習性があります。病気の人間を見分けることができ、特別に扱ってくれるそうです。


ドッグセラピー



犬を飼い始めると、散歩に行くのが習慣になるので、自然と生活リズムが整います。うつ病などの精神疾患を持つ方が、医者から散歩をすすめられたことをきっかけに、犬を飼い始めたエピソードがあります。早朝に散歩をする必要性が出てきたので、結果、早起きをすることができたという良い事例です。

犬の種類や性格と育て方にもよりますが、せっつく性格ではなく、待っていることが上手な犬が飼いやすいようです。

日本ではこういった取り組みはほとんどないですが、海外の図書館では読書介助犬と呼ばれる犬がいます。子どもが、犬に本を読み聞かせるという、ユニークな取り組みです。本を読むことが苦手な人が、つっかえたりしても、笑わずに、黙って聞いてくれるので、自身が肯定されているような感覚になるそうです。

犬を飼う上での注意点は、精神疾患に特有な抑うつ状態になったときの対策として、代わりに世話をしてくれる第三者を用意しておくことが重要です。気分が落ち込んでいると、思った通りに物事がすすみません。散歩に行けなくなって、世話をすることができなくなったりするかもしれません。家から出られず、餌を買いに行くことができなくなると、負のスパイラルに陥ってしまいます。そのため、回復期に飼う方が良いでしょう。

精神科や心療内科でも取り扱っている病院がありますので、検索してみてもよいでしょう。



今回は、有名な動物3種類を紹介しました。アニマルセラピーは他にも種類がありますので、自分に適した好みの動物を見つけられると良いですね。

障害者ドットコムニュース編集部

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